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DDH-183「いずも」を見てきました!(2) [見学記]

前回の続きです。

飛行甲板と舷側部分
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艦首右舷側スポンソン。右舷舷灯が見えます。
もう少し近づきたいのですが、立ち入り禁止で近づけませんでした。
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艦首右舷側機銃座。
防盾がデフォルトで設置してあります。
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艦首右舷側航海灯マスト。
「ひゅうが型」は三脚でしたが、シンプルな一脚になっています。
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艦首。
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左舷舷灯。
セーフティネットは「ひゅうが型」と違って角の部分にも曲線のネットが張ってあります。模型製作で、このようなエッチングはありませんので専用の製品が待たれます。ネットは折りたたむためのヒンジが見当たらないので、一部を除いて常時展開状態です。
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艦首左舷。
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艦首左舷側機銃スポンソン。
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左舷舷側キャットウォーク。
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ライフラフト。
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左舷チャフランチャー。
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飛行甲板廻りの手摺は原則チェーン手摺で取り外しが可能ですが、艦橋と右舷舷側間の通路部周辺は丸パイプ材の固定式になっています。
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右舷後部ロッドアンテナスポンソン。
お気付きの方もいるかと思いますが、「いずも型」の右舷スポンソンの多くは飛行甲板より少し低い位置に設置されています。
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「ひゅうが型」は飛行甲板と同じ高さでした。「いせ」だとこんな感じで甲板とフラットになっています。
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また、アンテナ基部、起倒装置周囲にシールドが設置されています。破損を防ぐための防盾なのか、RCS低減のためなのかわかりません。外側から見るとこんな感じです。
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艦尾右舷。将来設置のアンテナか。架台のみ設置してあります。
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艦尾。
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飛行甲板。着艦標識中の丸い部分はLEDライトです。
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甲板状況灯。
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艦首側貨物用エレベーター。
横にある小さなハッチに中にはエレベーターのリモコンスイッチが入っているようです。
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艦橋構造物
艦橋正面。
艦橋上のNOLQ-3C電子戦装置、右舷側は別途スポンソンを設け配置されていることに注目。
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艦橋上のOPS-50三次元レーダーのカバーは、「ひゅうが型」と違い外舷色とほぼ同色です。
模型では塗り分けが地味にめんどくさかったので、これは非常にありがたい!
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信号旗甲板下のフロアに信号探照灯あり。
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左舷側(飛行甲板側)から見ると、艦橋はひとつの長い構造物のように見えますが、実際は前後に別れた2つの構造物のようです。分割部分はカバーがかかっていて、よく見ると隙間が空いていて固定されていません。
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後部航空管制室。
艦首側までよく見渡せるように甲板側の張り出しが「ひゅうが型」より大きくなっています。
かなり複雑な面構成ですが、3DCADなら簡単にモデリングできるのかな。
艦橋窓下のジャッキステー、模型で再現しようとすると大変だなこれ…。
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マスト詳細
各ステージは「ひゅうが型」よりも大きくなっています。
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装備品その他
近接防御兵装
ファランクス Block1A 2基
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SeaRAM 2基
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自走式デコイ射出機 
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SH-60J 掃海ヘリコプター
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救難作業車(消防車)4両(アメリカ製)
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25tラフタークレーン車 1両(KOBELCOクレーン社製 パンサーX250)
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トーイングトラクター 2両(トヨタ自動織機社製)
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2.5t電動フォークリフト 1両(トヨタL&F社製 GENEO-B 7FB25)
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「いずも」見学記は以上です。今年第2四半期(4〜6月)にハセガワから発売が予定されている1/700「いずも」の製作に生かしていただければ幸いです。ただ、上部構造物上面はわからない部分が多く、プロの航空写真等に期待するしかありません。
見学会が抽選と知ってから、すぐにはがきを出しました。1枚出して当選です。ネットで他の人の状況などを見るに、かなりラッキーだったと思います。
受付が第2回だったので10時からでしたが、9時45分ごろから案内が始まっていたので中に入りました。
遠目には「ひゅうが型」と同じように見えたのですが、近づくにつれてその大きさに驚きました。体感1.5倍くらいです。
見学範囲は格納庫と飛行甲板のみでした。2009年の「ひゅうが」公開時は艦内の医療室や士官室、多目的区画など見学できたので、それと比べると少し物足りない感じでした。
事前オプションでタグボートと交通船に乗ることができましたが、VANは両方乗らないことにしました。現地に着いてみると、タグボートは「いずも」の左舷舷門より乗船するようになっていて、これは乗るべきだったと後悔しました。
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余談ですが、「いずも」甲板から米軍基地の方を見ると見慣れない白い船が…。
調べてみると、米海軍ミサイル追跡艦「USNS ハワード・O・ローレンツェン」(USNS Howard O. Lorenzen T-AGM-25)でした。
いつから寄港しているのかわかりませんが、最近北朝鮮に弾道ミサイル発射の兆候があると報道されてたので、それと関連しているのかもしれません。
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今回の戦利品。
「いずも」リーフレット、日付入り「いずも」生写真(笑)、「いずも」キャップ(佐官用、物販で2,500円)。
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明日以降、前回の記事にコメントと若干の画像追加を行う予定です。






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