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タイコンデロガ級イージス巡洋艦を作る [1/700タイコンデロガ級]

しょーこりもなく新しいキットに手を出します!
1/700 タイコンデロガ級イージス巡洋艦を作ります。
キットはドラゴンのモダンシーパワーシリーズです。
フルハルとウォーターラインの選択式で、デカールは CG-61モントレー、
CG-62チャンセラーズビル、CG-63カウペンスの中から選択可能です。
また、VLSとターターが選択式になっていて
デカールさえあれば初期型の艦も制作できそうです。

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エッチングパーツも付属しています。手摺とマストです。

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ちょとだけ仮組みしてみました。
モールドは精密でなかなか良好です。上部構造物はフロアが入り組んでいて
複雑です。塗装が大変そう…。

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船体の工作 [1/700タイコンデロガ級]

このキットでCG-63カウペンスを作ってみようと思います。
横須賀を母港とするイージス巡洋艦です。

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船体は引けや喫水線の段差などをパテで埋めて平滑にします。
艦首のフレアと錨鎖甲板は別パーツになっているので
船体とのつながりが滑らかなカーブになるように仕上げます。

手持ちの資料がないのでネットで艦の画像などを集めました。
こういうときネットは便利です。

調べてみると、ちょっと上部構造部の形が違うようです。
大きな違いは3点です。
 1)カウペンスには右舷艦橋下側面にある四角い構造物がない。
 2)カウペンスには後部マスト基部にある構造物がない。
 3)救命ボートの配置が違う。

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とりあえず1)2)について対応してみました。
3)は…うーん、どうしようかなぁ…。

救命ボートを複製する [1/700タイコンデロガ級]

前回どうしようか悩んでいた救命ボート部分ですが、複製して移設することにしました。
前からちょっと気になっていた「おゆまる」を使った複製に挑戦してみます。

んで「おゆまる」を買いに100円ショップ(大体ここで売ってるらしい)
に行ってみたのですが売り切れのようです。2件ほどまわりましたがありませんでした。
ホームセンターなどもまわってみましたがありません。どこで売ってるんだ〜。

(追記)その後おゆまるをダイソーで発見しました。ファンシー文具の消しゴムなどが置いてある付近にありました。小さいのが2個入ってます。(追記終わり)2010/01/09

最後に行きつけの模型屋に行ってみるとなんと!
「おゆまるのようなもの」が売っているではありませんか!
どうみても「おゆまる」です。でも840円もします。ぐぬぬ…。
背に腹は替えられません。ネットで注文という手もあったのですが
送料手数料を加えるとこれより高くなってしまいます。

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前置きが長くなってしまいました。
「おゆまる」探しの旅を終えて、さっそく複製に取りかかります!
この部分のモールドを複製します。



まず90度以上のお湯に3分くらい入れて柔らかくします。
お湯から引き上げ、触れる程度の温度にになったら
適当な大きさに分けて丸め、必要な部分に押し付けます。
ぐにゅー。

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温度が下がってくると固くなってくるので、頃合いを見てはがします。
おー、かなりきれいにモールドがとれてます。

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完全に冷めるとプラスチック消しゴムくらいの固さになります。
ここにタミヤのエポキシパテをぐいぐい押し込みます。
空気が入らないように注意です。

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一晩おいてはがしてみます。固まったかな〜?
ちょっと気泡が入ってしまいましたが、きれいに型取りできました。
ひな形の劣化もないのでいくつでも複製できそうです。

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バリをとって形を整え、取り付けてみます。
左側の救命ボートのモールドは不要なので削り取ります。

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今日はここまで。

後部マストの制作 [1/700タイコンデロガ級]

作業の区切りがつかなくて更新が遅れてしまいました。
月曜から後部マストの制作に取りかかってました。

せっかくエッチングパーツが付属しているのでそれを利用してみます。
組上げてみると、補強ブレスが結構足りないので
0.2ミリ、0.3ミリ真鍮線を使ってブレスを追加しました。
主脚部がスカスカなので0.5ミリ洋白線を入れましたが、
実物はもっと太い感じですので1ミリプラ棒でもいいと思います。
直角水平に注意しながら組み立てていきます。

SPS-49レーダーのステージ形状が現在と違うようなのでプラ板で作り直しました。
マストのフットロープ(?)、手摺、SPS-49レーダーは
以前護衛艦を作るときに買ったピットロード(ゴールドメダル)の
現用米海軍・日本自衛艦用エッチングパーツ(PE-28)から流用しました。

月曜から今日までかかってやっとここまで。疲れました…。

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船体の方は艦首フレアにボラード、フェアリーダーに通じる穴をあけました。
穴の周囲に銅線で丸いモールドを付けました。

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前部マストの制作 [1/700タイコンデロガ級]

今日は半日ほどかけて前部マストを作りました。

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これもエッチングパーツですが、マストの上部がペラペラで
なんとも格好が悪いので、そこはプラパーツに置き換えました。

完成したらこのようなセクションケースに入れて保管します。

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パーツをホコリ、紛失、破損から守ってくれます。
ホームセンターで100〜300円くらいで入手できます。
中仕切りが外せるタイプがいいです。

上部構造物の制作、塗装 [1/700タイコンデロガ級]

なんか作業の区切りが悪くて、更新が遅くなってしまいました。

上部構造物のディティールアップをしてみました。

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実物の写真を見ながら気になったところを追加修正していきます。
あ、ここが違う、あそこも違う。ここにこんなモールドが…。
気になりだしたらキリがありません。
スケールモデラーの業病ともいうべき
「目に映る物全てをキットに落とし込みたい病」です。
重症になると、いつまでたっても完成しないキットの山に埋もれ
ついには死に至る恐ろしい病気です。
VANはそうなりたくないのでディティールアップは
最大公約数的な部分にとどめておきます。
生来のいい加減な性格がここで生きてきます。

船体の甲板部およびフロア床面はXF-54ダークシーグレーを使ってみました。
船体色を塗る前に甲板上をマスキングしていきます。
マスキングテープを細切れにしてチマチマと…。地道な作業です。

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上部構造物の組み立ては複雑でまるでパズルのようです。
塗装との兼ね合いを考えながら組み立てていきます。
船体の色はXF-19スカイグレーを使ってみました。

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船体の塗装、細部のディティールアップ [1/700タイコンデロガ級]

甲板部をマスキングして外舷色を塗装しました。
その後ハルラインをつや消し黒で塗装。
はみ出た部分ほか各所をタッチアップしました。

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上部構造物は細かい部分を塗り分けていきました。
救命浮輪、給油レシーバー、消火ホースなど。
浮き輪が足りないので銅線で作った浮き輪を追加しました。
黄色と緑色の物体はのばしランナーで作ったガスボンベです。
いろいろと改造したところ、キットに付属のエッチング手摺が
使いづらくなってしまいました。
よって手摺は汎用エッチングパーツを使用することにします。
キット付属のパーツはパラボラアンテナ廻りなど細かい部分に流用することにします。

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艦橋真下にあるのは時鐘です。金色に塗ってみました。

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デカール貼り、レーダー類の取り付け [1/700タイコンデロガ級]

今日は朝からWBCを見ながらの制作です。

手摺を取り付ける前に手摺内側のデカールや小物を
先に取り付けた方が作業性がよさそうなのでそうすることにしました。

上部構造物のモールドを強調するために
シンナーで薄めたエナメルのつや消し黒でかるく墨入れします。

デカールの寸法はかなり正確で、ヘリ甲板のラインなども一発で決まります。
フチの余白も可能な限り少なくなっていて仕上がりもとてもきれいです。
ただ、糊が弱くはがれやすいようなのでマークセッターを使用して固定しました。

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レーダー類など小物も取り付けました。レーダードームは資料写真を見ながら
グレーの色調を変えて塗り分けました。

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だいぶにぎやかな感じになってきました。

手摺の取付け [1/700タイコンデロガ級]

はー。やっと手摺の取付がほぼ完了しました。

上部構造物のフロアが入り組んでいるため
今回は雪風のときのように外舷と手摺を一緒に塗装するやり方ではなく
船体と上部構造物を組上げた後から手摺を取付ける方法にしてみました。

やり方としては
1)手摺を現物にあわせて折り曲げる。
2)ある程度手摺の完成品が溜まったら塗装。
3)瞬間接着剤で手摺を取付け。
4)タッチアップ。
5)1)にもどる。
のくりかえしです。

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ヘリ甲板のネットは以前紹介した、ピットロード(ゴールドメダル)の
現用米海軍・日本自衛艦用エッチングパーツ(PE-28)の物を使用しています。

完成までもう一息です。

CG-63 USSカウペンス 完成 [1/700タイコンデロガ級]

いよいよ大詰めです!
マスト、アンテナを取付けてデカールを貼って、細部を仕上げて完成です!

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カウペンスには艦橋前に牛の角が生えてます。0.2ミリ真鍮線で作ってみました。
あと本当は艦橋直下、VLS前の壁面は
ピクセルカモフラージュのような迷彩が施されています。
そこをなんとか表現したかったのですが、うまい塗装方法を考えつかなかったので
残念ながら今回は省略しました。

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後部マストは第1煙突からの煙で結構すすけています。
XF-69 NATOブラックをブラシで吹いて煤を付けてみました。
後部VLSの両脇にMk.38 25mm単装機関砲をプラ板で作って設置しました。

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ヘリ甲板にオスプレイを載せてみました。
オスプレイが着艦するには甲板はちょっと小さいようですね。
(※このキットにオスプレイは付属してません)

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せっかくなのでフルハルのキットも作ってみました。やっつけですけど。

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上にポンと置くだけです。地震が来たらまちがいなく落っこちます。
本当はウォーターラインのパーツのどちらかを選択して接着します。

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かなり昔に作ったDDG-54 USSカーティスウィルバーと。
(脳内BGM:日高レポートのアレ)

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さらにDDG-176 JDSちょうかいも追加。


作ってみるとなかなか面白い船でした。

スプルーアンス級の船体に必要な機能をどんどん積み上げていきました。
トップヘビーなのでマストの柱を4本からから3本にして重量軽減しました。
トータルデザインなんて知らないです。

とでも言いたげな姿です。まさにアメリカ合理主義がそのまま形になったような艦ですね。
VANは日本の護衛艦も作りますが、それとはまた別の設計思想が感じられて興味深いです。

今後もこういった外国艦船を作っていきたいと思います。

タイコンデロガ級イージス巡洋艦を作る 完
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