「福江」は上部構造物の工作に移ります。

上部構造物はモールドを全て落とし、全体の長さを1.3mmほど延長しました。
上部平面は機器配置のバランスを考えて2分割しています。


水密扉、垂直梯子はエッチングその他の装備品は主にプラ材を用いてディティールアップしました。


25mm連装機銃スポンソンは平面形状を見直して0.3mm厚プラ版から切り出し、縞鋼板のモールドを貼りました。端部は写真からネットであるように見えたので。汎用メッシュと銅線でこのようにしてみました。


煙突はファンネル部にプラストライプの厚さ分(0.14mm)を差し引いた楕円形の0.3mm厚プラ版を貼り、周りに1.0mm幅プラストライプを巻きつけました。
プラストライプの一部をプラ用接着剤で固定し十分乾燥させた後、片側を巻きつけて端部を瞬間接着剤で固定。もう片方の端部をカットして調整しながら同じく瞬間接着剤で固定して、最後に少量の流し込み接着剤で全体を固定しました。
合わせ目消しはラッカー系パテでは溶剤でプラストライプが歪んでしまいそうなので、タミヤの光硬化パテを使用しました。


煙突側面のヒケをパテで埋めて、ジャッキステー等のモールドを伸ばしランナーで復旧しました。
煙突の右にあるのは機械室排気路です。


方位測定室及探照灯台はキットパーツとかなり形状が違うので、2.0mmプラ角棒を心材にしてスクラッチしました。


前回、艦尾爆雷を0.8mmプラ丸棒でスクラッチしたのですが、手持ちのピットロード「新WW II 日本海軍艦船装備セット [4]」に単品の爆雷が入ってたことを思い出して、そちらに置き換えました。