今までホームセンターで買ってきた木材を船台にして作業していたのですが、
取り回しがしづらく、安定性にも不安があったため、
進水式の機会に船台を作り直してみました。

「船台くん」Ver.2.0


裏面からビス4本でがっちり固定。

材料費:端材(小)10円、端材(大)20円、取手150円×2、皿ビス80円。
使用工具:キリ、ナイフ、ドライバー。
工作時間:30分。
安定性、ハンドリング性が格段に向上しました。


今回使用する主なエッチングパーツです。
ハセガワの戦艦伊勢級ディティールアップパーツA、Bと、
一式二号11型カタパルトセット。


それとライオンロアの、航空戦艦伊勢型用 飛行甲板を使用してみたいと思います。
勢いで買ってしまったんですが、ちょっと難しそうです。(特に運搬軌条が)
失敗するかもしれません。不安です。


このエッチングパーツにはいくつか問題点があります。
1)エレベーターが降りた状態の表現は不可能。
2)艦尾機銃のブルワークを自作する必要がある。
3)艦尾裏面のトラス構造が省略されている。
4)接着の際のガイドモールドがないため、位置決め、固定が難しい。

特に問題なのが4)だと思います。
そのまま瞬間接着剤をベタッと塗って、ボーンと置いてもいいのですが、
エッチングパーツ自体に結構な重さがあるので、傾けたり、衝撃を与えたりしたときに
ポロッと取れてしまうような気がします。それを防ぐ方法を考えなくてはなりません。
そこで、エッチングパーツの裏面に2mmプラ角棒でガイドを付けて
プラ同士の接触面を通常の接着剤で固定し、他の部分は瞬間接着剤で固定する方法を
考えてみました。これで接着力の強化ができたと思います。
裏面のトラスは、真鍮面に格子状のケガキを入れ、それに沿って
0.5mm幅プラストライプで自作しました。完成後はほとんど見えません。


一式二号11型カタパルトは内部の爆発筒をプラ材でそれらしく作りました。
いったん内側を塗装してから、折り込んでいきます。


射出甲板も裏面を塗装してから接着。
機銃ブルワーク、旗竿、手摺、セーフティネットを取付けました。
セーフティネットは現用艦船のヘリ甲板のネットにアールを付けて流用しました。