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船体の工作(1) [1/700航空戦艦日向]

参考資料の追加です。

アジア歴史資料センター
「昭和19年5月1日〜昭和20年3月1日 第4航空戦隊戦時日誌抜粋(旗艦日向行動等)」
レファレンスコード:C08030742400
上記資料は「私文書のためアジ歴では非公開」になりました。
防衛省防衛研究所史料閲覧室では本資料の閲覧が可能とのこと。(2012/06/27追記)

「昭和19年10月20日〜昭和19年10月29日 軍艦日向捷号作戦戦闘詳報」
レファレンスコード:C08030577100

あと、YouTubeに戦後米軍が撮影したものと思われる
大破着低した日向の5分ほどのカラー映像があります。
著作権的にどうなのか判断できないため、リンクは貼りませんが
YouTube内で「戦艦日向」で検索してみてください。

今回は1944年(昭和19年)10月エンガノ岬沖海戦時をベースに、
妄想を織り交ぜたものにしようと思います。
主な修正点は以下のとおりです。

・艦橋形状の修正
・左舷艦尾付近のクレーンリセス跡追加修正
・スポンソン支柱を修正
・後檣に13号電探追加

まず、船体の工作から始めます。そのまえに、自分で開口したり、
モールドを削ったりしなければならない部分が何カ所かあります。
後から手を加えられない部分もあるので、組み立て説明書をよく読んで、
加工が終わった部分はチェックを入れて作業漏れのないようにしました。
DSC03483.JPG

喫水線のパーツと舷側パーツを合わせます。
端から少しずつ接着し、誤差を分散させていきました。
DSC03488.JPG

乾燥後パテを盛って合わせ目を消しました。
アンカー部分は戦艦三笠の時と同じく、開口しました。
DSC03498.JPG

後でプラ板で作った軸を追加したアンカーを差し込んで取付ける予定です。
組み立て説明書でアンカーは、共通パーツW27を使用するように
指示されていますが大きすぎるので、小さめのW26を使用することにしました。
DSC03502.JPG

甲板パーツA1、C7は、絡車、アンカーチェーンのモールドを削り取りました。
画像には映ってませんが、エレベーター設置のため、艦尾部分のモールドも
削り取ってあります。
DSC03480.JPG

艦首甲板パーツC7の副砲撤去部分は、丸窓が追加されたようなので、
0.5ミリピンバイスで開口しました。
ただ、日向はそのほとんどは閉止されていたようなので後で改めて塞ぎます。
木甲板部分に分割線があっていやらしいのですが、
パテを盛り、甲板のモールドごと削り取った後、針でけがいてモールドを復旧しました。
成形パーツは凸モールドですが、合わせ目の部分は凹モールドです。
DSC03505.JPG

上甲板パーツA1を接着したところ、船体中央付近が0.2ミリほど
浮き上がって隙間ができてしまいました。
どうしようか考えたあげく、舷側側をサーフェイサーで厚吹きして
段差を埋めることにしました。まず、吹き付け部分以外をマスキング。
ボラード、フェアリーダー部分はマスキングゾルです。
DSC03493.JPG

とりあえず少しは解消しましたが、完全ではありません。
どうやら安易に補強パーツG1、G2、G3を接着してしまったのが原因のようです。
しっかりと擦り合わせをした上で、補強パーツを固定するか、
あえて補強パーツは接着せずフリーにしておいて、
甲板パーツに柔軟に合わせられるようにしておいたほうがよかったかもしれません。
DSC03495.JPG

なんとかここまでできました。
DSC03507.JPG

今回の日向はいままでVANが作った艦船模型の中で最大のものになります。
ある程度技量がついたので楽にいけるだろう、と自分で思い込んでいたのですが、
そんなことはなかったです。なかなか難しいです。
正直ナメてましたゴメンナサイ…。
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