再び船体の工作の続きです。

舷側のバルジに装甲板の継ぎ目をサーフェイサーで追加。


十八改装後の日向の画像を見ると、艦首艦尾の丸窓は、
ほとんど閉止されていたようなので、ライオンロアの0.6mm径丸ボルトヘッドを
キットの丸窓モールドに落とし込んで接着してみました。
簡単にいくかと思ったのですが、外舷の面とボルトヘッドの面がなかなかそろわず、
ちょっとガタガタな印象です。塗装すれば少しはマシに見えるかな…。



舷側に汚水管、スカッパーを取付けました。
汚水管は0.3ミリ真鍮線、スカッパーは0.5mm幅プラストライプを使用しました。
スカッパーの位置はエンガノ岬沖海戦時、米軍機が撮影した伊勢の画像(※下記注)
から推測してみましたが、画像のピントが甘く判別が難しいので、
このとおりでない可能性が高いです。また断面形状は矩形ではなく半丸かもしれません。


その他、水密扉、垂直梯子の取付け、2番3番主砲バーベット部
ジャッキステーモールド追加、主錨取付け、などを行いました。

これで船体の工作は一応終わりです。


※注 学研刊「伊勢型戦艦」p30の「伊勢」画像を参考にしています。

   同一の画像と思われるものが光人社刊「日本海軍艦艇写真集2」p179にあり、

   「日向」とキャプションが付いています。が、後檣トップマストの位置から見て

   これは「伊勢」の間違いですのでご注意を。

   いずれにしても十八改装後の日向の画像は少なく、

   不明な部分は、伊勢の画像を元に補完していくほかないようです。