ネットでいろいろ調べていると、東京の「船の科学館」に
峰風型の1/100精密模型があることを知り、土曜日に行って見てきました。
船の科学館はリニューアル準備のため、

2011年9月30日をもって本館展示を休止しています。

屋外展示の宗谷は見学できます。(リンク:船の科学館ホームページ

(追記:2012/2/29)



小学生のときに一度来たことがあるのですが、
まさかこの年で再び来ることになろうとは…。
JR新橋駅を降りて「ゆりかもめ」に乗り、
レインボーブリッジを渡って船の科学館駅で降ります。
昔は何もない埋め立て地の片隅にぽつーんと寂しく建っていたのですが、
お台場周辺の開発が進んでにぎやかになっちゃってます。


屋外展示をちょこっと紹介します。
戦艦「陸奥」の主砲身。呉の大和ミュージアムにもありますね。


尾栓は結構ぼろぼろ…。


こっちが大和ミュージアムのほう。2006年に行ったとき撮ったものです。


南極観測船「宗谷」
戦前、ソ連から発注され建造された3隻の耐氷貨物船のうちの1隻。
外交関係の悪化に伴い、ソ連に引き渡されず「地領丸」として民間の貨物船となる。
1940年(昭和15年)海軍が買い上げ、特務艦「宗谷」となる。
戦後、復員船、北方の灯台補給船として利用されるが、
1956年(昭和31年)大改装ののち南極観測船に生まれ変わる。


ブリッジ外観。


大改装時舷側に追加されたバルジ。


ブリッジ内部。まだ伝声管が現役でした。


操舵輪と羅針儀。


計器の配置がかっこいい。


テレグラフ。


館内の模型ですが、
神風型と同時期に建造された中で、峰風型駆逐艦「夕風」、
睦月型駆逐艦「睦月(第十九号駆逐艦)」、若竹型駆逐艦「芙蓉」がありました。
VANの持ってるおもちゃのデジカメでは光量が足りず画面が荒れています。
興味のある方は本物をご自分の目でご覧になることをお勧めします。

峰風型駆逐艦「夕風」



睦月型駆逐艦「睦月(第十九号駆逐艦)」




若竹型駆逐艦「芙蓉」



まさに「これこれ!今回VANの目指しているものはこれだよ〜!」って感じでした。
神風型そのものズバリはなかったのですが、
いずれも神風型につながりの深い艦ですので、とても参考になりました。
それにしても、さすがミュージアムモデルですね。
1/100だと迫力も違います。いやー眼福でした。

他にもたくさんの商船や軍艦の大型モデルがありますので、
制作の参考になると思います。
船の歴史や造船技術や動力の勉強にもなります。
入場料は大人700円、18歳以下400円です。

最後は「母を背負う笹川良一像」
「おとーさんおかーさんを大切にしよー!一日一善!」


続けて制作記事を書くつもりでしたが、長くなったので次のエントリーで。