本日、22DDHが進水式を迎え、DDH-183「いずも」と命名されました。全長、排水量ともに「ましゅう型」補給艦を凌ぎ、正真正銘、海上自衛隊最大の艦船となります。
海上幕僚監部の書類の不備で艦名が事前にリークしてしまうというハプニングもありましたが、「いずも」は、日露戦争時第2艦隊旗艦として日本海海戦にも参加した装甲巡洋艦「出雲」に由来し、太平洋戦争時の空母「飛鷹」のベースとなった日本郵船の貨客船「出雲丸」にも関連します。
VANは「やましろ」と予想していたのですが見事に外れました。



モデラーのための「てるづき」ディティール集(後編 中央構造物〜艦尾)

中間通路。
ピットロードのキットでは壁の部分にモールドがありません。
艦首側。

艦尾側。



作業用デッキクーレン。右舷側。

スポンソン支柱の基部近くに舷梯があるのに注目。

左舷側。



スライディングパッドアイ。




NORA-1Cスーパーバード衛星通信アンテナのスポンソン。
スポンソン下に水密扉と四角い構造物。



ディティールとはあまり関係ないけど、画像左垂直ラッタルに重なっている排気ガラリは、烹炊室排気系だと思います。なぜなら排気から美味しそうな匂いがしたから!



左舷壁面。




右舷壁面。
ピットロードのキットでは省略されてる部分です。




USC-42衛星通信アンテナ用スポンソン。



ヘリ格納庫内部。










ヘリ格納庫正面。
上部両舷の機銃架に注目。



水平燈とCIWS。



飛行甲板発着艦指揮所。



艦尾。







「てるづき」画像は以上です。VANの見たかぎりでは「あきづき」との違いは無いように感じました。今後の「あきづき」制作に生かしたいと思います。

(2013/10/27追記)
「あきづき」には上部構造物後部のスポンソンに球状のUSC-42衛星通信アンテナが設置されていますが、「てるづき」には現状設置されていません。また、後部構造物上部にあるNORC-4Bインマルサット衛星通信アンテナも基部のみでまだ本体は設置されていません。これらは後日装備されるものと思われます。


(2013/10/27追記おわり)
(朱文追記画像差し替え2013/11/02)