先日の8月27日、24DDHの進水式があり「かが」と命名されました。
VANは「やましろ」と予想していたのですが見事に外れてしまいました。DDHは4隻でとりあえず打ち止めですので、律令国名の出番はしばらくなさそうですね。

現在、読売新聞のホームページで、戦後70年企画として「発掘 写真で見る中国・大連の日本人抑留」という特集をやっていて、大連から引き上げる日本人抑留者を撮影した写真が公開されています。
ロシア連邦国立公文書館に所蔵されていたものだそうで、その中に以前少し触れた病院船「高砂丸」が写っている写真が何枚かありました。戦後の1946〜1947年頃の撮影だそうですが、興味のある方は確認されてみてはいかがでしょうか。


「氷川丸」のつづきです。
成型色が白で、強い光を受けると透けてしまいそうなので、主要パーツに黒サフを吹きました。


甲板部にタミヤスプレーTS-68木甲板色を吹きました。
いままで木甲板の塗装は、エナメルでウォッシングして濃淡をつける、面相筆で濃淡を書き込むなどの手法を試してきましたが、今回はマスキングによる塗り分けを試してみたいと思います。
なかなか大変そうですが一度はやってみないと、と思い今回挑戦してみることにしました。


甲板の板を1枚づつ塗り分けるので、0.4mm幅のマスキングテープを同じ長さにカットします。今回は7mmの長さに切り分けました。これを大量に作らないといけません。


一枚一枚カットするのは大変なので、スケール付きカッティングマットに印をつけて一度に切り分ける方法に変えました。


まず試しにボートデッキを塗装してみます。
木甲板色上の4分の1程度の面積をマスキングします。その上から他の色を薄く吹き、さらに4分の1をマスキングして色を重ねていきます。


塗装色はTS-68木甲板色、H-85セールカラー、XF-60ダークイエロー、XF-60+XF-19スカイグレイ(1:1)を使用しました。木甲板色とセールカラーの色調がかなり近かったので、次の塗装から調整します。


最後に、少量のXF-9ハルレッド、X-8レモンイエロー、H-20つや消しクリアーを混ぜてアクリルシンナーでじゃぶじゃぶに薄めたものを吹き、全体の色調と光沢を整えました。
今回は新品ではなく、日焼けして使い込まれて退色しているイメージで色調を考えました。


マスキングテープはランダムに貼っているのではなく、となり合う列が2分の1ずれるようにスタンドルーペで確認しながら貼ってます。めんどくさいです。


しばらく地味で面倒な作業が続きます。