日曜日までの工程をアップします。



まずエッチングパーツを置き換える部分や不要になるモールドをデザインナイフなどで削り取っていきます。
画像では見えにくいですが、マジックで切削箇所をマーキングしてから作業すると
やり残しを防ぐことができます。

階段、水密扉、艦尾の爆雷のモールド、マスト取付用のガイドモールドも結構目立つので削ります。
艦首フェアリーダーのモールドはエッチングパーツに置き換える予定でしたが、
どうもオーバースケールのようなのでキットのモールドを生かして工作することにします。



舷側をマスキングしてサーフェイサーを吹いて鋼板の目違いを再現してみました。
結構厚塗りしたつもりでしたが、あんまり段差が出ませんでした…。
「1/700ならこんなもんか」と無理矢理納得しましたが、もう少し段差があった方が
模型的には見栄えがいいかもしれません。



どんどん作ります。舷側の丸窓を0.6mmのピンバイスで彫り込んでいきます。
天一号作戦時、窓の多くは閉止されていたそうですが明確が資料がなかったので他の人の作例を見て
こんな感じかな〜と軽い気持ちで開けていきます。
残りの丸窓はエッチングパーツの閉止板を瞬間接着剤で貼付けていきます。
気の滅入りそうな作業ですが、キットの浅いモールドがガイドになって結構楽に作業できました。



おもむろにリノリウム色をエアブラシで吹きます。VANの塗装は水性アクリル塗料がメインです。



ここまでやったところで、舷外電路の取付を忘れていることに気がつきました!

ライオンロアのエッチングパーツはこのキットの形状に合わせたカーブの電路を用意していますが
どうも「合い」が良くないようです。特にパーツ番号c−6は同じ方向に曲がっていて左舷には使えますが
右舷には使えません。
今回は屈曲部のパーツはc-4のみを使って、残りは直線の舷外電路から切り出して貼付けました。
正直言ってこっちの方が早いと思います。
瞬間接着剤で点付けしていきますが、所々浮き上がる箇所があるのでピッチは短めにして
しっかり接着していきます。完了後も浮き上がりがないかよくチェックします。

なんか長くなっちゃいました。今回はここまで。