船体の続きです。
組み立てる前にあらかじめ魚雷甲板部を塗装しておきます。
魚雷も塗ってみましたが、組み立てるとまったく見えません!


鋼板の継ぎ目を表現するために舷側にマスキングをしてサーフェイサーを吹き付けました。
魚雷甲板にサーフェイサーが吹き込まないように注意です。


セルター甲板です。5番砲の穴をのばしランナーで塞ぎます。
ターレットはそのまま残っていただろうと考え、モールドは残しておきます。

5番砲、6番砲の間の右舷側は外側にもう少し張り出しており、
その下にブラストスクリーン(爆風避け)が付いていたそうです。
昭和10年頃の画像をよく見てみると、確かに壁が二重構造になっている事がわかります。
今回はここも再現してみようと思います。

なんでここだけこのような構造になっているのかはよくわかりません。

艦首付近の下段舷窓です。前回0.6ミリピンバイスで開口した部分に、
ライオンロアの雪風のエッチングパーツで余った丸窓閉止板を取付けます。


雪風天一号作戦時制作のときに使用したのですが、この閉止板は厚みがあり、
円錐台の形をしていて、周囲にギザギザのモールドが付いています。
簡単に言うと、富士山のような、アポロチョコのピンクの部分を取り除いたような形です。

雪風の完成写真を見て頂くとわかりますが、イボのように突き出ていて
外観があまりよくありません。ギザギザはおそらく溶接ビートを表しているのでしょうが
はっきり言って1/700ではオーバースケールです。
そこで今回はこのエッチングパーツを裏返して使用し、
0.6ミリ径の穴にギザギザの部分を隠すように取付けてみました。
飛び出した感じがなくなり良くなったと思います。

今回はここまでです。