船体を組上げ、上甲板を塗装しました。

上甲板を取付ける前に、内側を塗装します。
当初舷外色は、組立て説明書の指示どおり、クレオスH83 軍艦色(2)を使ってみましたが、
何とも暗いグレーで、せっかくの精密なモールドが目立たなくなりそうだったので、
若干明るめの、タミヤXF-54 ダークシーグレイを使用することにしました。


内側に15.2cm単装砲を接着した後、上甲板を取付けます。
単装砲は、角度・方向をきちんと合わせて、
上甲板接着後に外れたりしない様、しっかりと接着しておきます。


上甲板の塗装です。タミヤXF-60 ダークイエローを全体に吹いて、
そのままだと黄色味が強いので、上からクレオスH66 サンディブラウンを、
下地が透けるように、若干濃淡が出るように吹きました。


乾燥後、エナメルのXF-64レッドブラウンと、XF-59デザートイエローを調色し、
シンナーで薄め、甲板上に墨入れをしました。
これもランダムに濃淡が出るように、少しずつ、色を重ねていきます。
これでおしまい!


最近は、木板1枚1枚を塗り分けるのがはやっているみたいですね。
実は、VANも途中までやってみたのですが、
すぐに自分の技量が足りないことがわかったので、早々に断念しました。

木甲板の色については、個人の好みがいろいろと出てくる部分だと思います。
VANとしては、デッキタンなどの既製色では薄すぎると感じており、
チーク材の色も考慮して、もう少し濃い感じの色にしてみました。
また、実物の三笠の甲板色とも大きく違いますが、
板を貼って、野ざらしのままになっている甲板と、
水兵が毎日のようにデッキブラシとソーフで磨き上げている甲板では、
色が違うと思うのです。
いや、実際に磨き上げられた甲板が、どんな色をしているのか
見たことないのでわからないんですけどね。

以上、言い訳でした。