「おやしお型」といっても、各艦ごとに細かい違いがあることがわかったので、
今回は実際見たことのある、SS598「やえしお」をベースに作ってみたいと思います。

艦首と艦尾にフェアリーダーを追加。
極細チェーンを1リンク分外してカットしたものを取付けました。
少しオーバースケールです。


船体をX-18 セミグロスブラック、吸音タイルをXF-89 NATOブラックで塗装しました。
セイル脇に転落防止の一段手摺を取付けています。
本当はもう少し手摺のスタンションのスパンは長いです。
今回はディスプレイモデルにするので、艦首と艦尾に旗竿を立てます。


進水式から就役まで、セイルに大きく艦番号、船体艦尾側に艦名が書かれているのですが、
就役してしばらくすると消されてしまいます。
潜水艦は隠密性が高いため、どの艦がいつ出航し、どこへ向かうのか
わかりにくくするためだと思います。
SS598「やえしお」の例。
拡大するとわかりますが、塗りつぶされた艦名がうっすらと見えます。


セイルはジャッキステーのモールドを削り、エッチングに置き換えました。
セイル後部の航海灯は透明のランナーから削り出して埋め込みましたが
あまりうまくいきませんでした。


潜望鏡は別パーツにして塗装。


小さいけど専用の飾り台も付いてます。
脚は金色に塗った方がきっとゴージャスに見えるはず!
塗装面同士が長期間接触したままだと癒着してしまうので、
船体との接触面にはマスキングテープを貼って直接当たらないようにしました。


セイルを船体に取り付けたらほぼ完成。


次回で最終回!