千鳥型水雷艇は上部構造物の工作に進みます。
わからない部分が多くて少しずつ進んでいます。

艦首錨鎖甲板上はチェーンのモールドを削って、ホースパイプをピンバイスで開口。他にもプラ材等でディティールを追加しました。
波切り板は、就役時の写真には無いように見えたので、削り取りました。縞鋼板とリノリウムの境界はわかりませんので、想像で分割しました。


後部構造物上にプラ材で構造物を追加。左舷寄りにある大型の給気フードは、一度削り取って大きくしました。実物の画像を見ると、給気フードは、舞鶴工作部で建造された「千鳥」「友鶴」はまっすぐに、藤永田造船所で建造された「真鶴」「初雁」は斜めに付いているようです。
艦尾に副錨を追加しました。


缶室給気フードはプラ材を挟んでボリュームアップします。


「千鳥」1933に取付ける予備魚雷格納箱です。当初「日本海軍小艦艇ビジュアルガイド」に記載されているとおりの寸法でスクラッチしてみましたが、やや奥行き寸法が大きく、魚雷運搬軌条のスペースが狭くなりそうなので、奥行きを0.2mmほど小さくしてみました。