ネットで調べ物をしていたら、近所の神社に日露戦争時代の機雷があるのを発見。ポタリングのついでに見てきました。最近は自転車でそこら辺をブラつくことを「ポタリング」って言うらしいです。ちょっとカッコイイですよね。ブラブラしてるだけなのに。
場所は埼玉県上尾市平方にある橘神社です。上尾平方郵便局の前にあります。境内の隅の方にこれだけポツンと置いてあり、由緒書きもありません。元々は戦没者慰霊碑と共に置かれていたものらしいのですが、慰霊碑の方は見当たりませんでした。(見落としてるのかも。)


これは戦艦「三笠」の甲板上に展示されてる機雷と同じものと思われます。


通常の機雷についているツノのような信管が見当たりませんが、どうやって起爆するんでしょうね。
少しネットで調べてみると、これと同じものと思われる機雷が北海道や対馬などにもあるようです。機雷は日本のものともロシアのものとも書いてあり、はっきりしません。もし詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示ください。


「氷川丸」は救命艇の工作に入ります。
ボートデッキのグラビティダビットはハセガワの純正エッチングパーツを使います。実物と比較するとあまり似ていないのですが、スクラッチするのも大変なのでこのままいきます。
カッターはダビットのモールドを削り落として本体のみ使用します。



ボートデッキの8艘のうち1艘のみ形状が違います。これはエンジンを積んだ内火艇です。


この1艘、キットの組み立て説明書によると、右舷船尾側に取り付けるようになっていますが、実際には左舷船首側が正しいようです。下画像矢印部、艇尾の違いに注目。一般配置図も左舷船首側になっています。
現在の「氷川丸」は8艘ともすべてカッターになっています。

出典:映画「海軍病院船」

カッターはキャンバスがかかったままの状態ですが、上の画像にもあるように、航海中はキャンバスは付けていなかったのではないでしょうか。病院船は戦時国際法で保護対象になっているとはいえ、攻撃を受けることもしばしばあったので、すぐにカッターを降ろせるようにしていたと思います。


次はアフトボートデッキのダビットです。


これもハセガワの純正エッチングを使用します。ダビット先端が長すぎるのでカットして、ダイヤモンドやすりで先端を細くを整えました。他にプラ材等でディティールを追加しています。


カッターは上下2段重ねになっていますが、下段のカッターの形状が異なるようなので、艇尾を削って修正しました。


取り付け完了。


だいぶ完成に近づいたような気がします。



ということで、今年完成の作品群。
今年はあまり作れませんでした。来年はもっと作りたい…。


今回が今年最後の更新となります。
本年も当ブログをご覧いただきありがとうございました。良いお年をお迎えくださいませ。