「氷川丸」はマストの工作です。

マストはキットパーツを使います。


主柱はそのままだと太く、もっさりした印象なので、耐水ペーパーで磨いてシャープにしました。前檣のヤードも0.3mm真鍮線を使いました。
見張り台はWAVEの外径0.9mm真鍮パイプを使用しています。


塗装して張り線を少しだけ。


デリックポストはそれぞれ似ているので、間違えないようパーツ番号の管理をしっかり行います。


出来上がったパーツを接着します。前後左右からつっつき回しながら何度も確認して、水平垂直になるよう取り付けます。水辺垂直さえしっかり出ていれば、多少アラがあっても出来が良く見えます。マストとデリックポスト廻りに巻き揚げウィンチも取り付け。


他に船橋正面及び両舷の小窓にエナメル塗料で墨入れを行い、シンナーで希釈した薄いブラウンで船体を軽くウォッシングしました。小窓のエナメルの拭き取りがうまくいかない部分があり、修正に手間取りました。船尾アフトボードデッキ周りの手摺取り付け。船名デカールを貼り付けました。
船尾船名デカールの文字色は黒ですが、緑地に黒だと見にくいので、実際は白だったんじゃないかと思います。