「秋月」はマストの工作に入ります。

本体同様に、マストの造形も精密にできています。ただ、非情に細いパーツなので、ランナーから切り離す際には、細心の注意が必要です。
基部近くの補強材パーツ、C20、C21を使用せず、のばしランナーに置き換え、足りない信号斜桁を追加してみました。少し手を加えるだけで十分使えるレベルだと思います。


今回は主に真鍮線を使ってスクラッチしてみたいと思います。
強度を必要とする箇所に0.2mm0.3mm真鍮線を使用して、その他の部分にはのばしランナーを使用します。キットパーツをテンプレートにして作っていきます。


最終時に使用する13号電探と21号電探は、ファインモールドの5500t軽巡洋艦用エッチングパーツの余りを使用します。やや厚みがあり、もっさりしています。


ある程度組んだものを塗装して取付けていきます。補強材等細かい部分は、あらかじめ塗装したのばしランナーをカットして取付け、接続部分をタッチアップします。
就役時。


最終時。


最終時のマストは少しよじれてしまいましたが、上部の方を組み立てる際に誤差を修正して目立たないようにしています。電探は最後の方で取付けます。