駆逐艦秋月を作る! [1/700秋月]
急に暖かくなってきました。この前梅の花が散ったかと思ったら、もう桜が咲き始めました。春が駆け足でやって来た感じです。
艦隊戦の時代から航空戦の時代に急激に変わりつつある太平洋戦争において、艦隊直衛の防空艦として活躍した駆逐艦「秋月」を作ってみたいと思います。
キットはフジミの1/700です。気が付いたら買ってから3年も寝かせてました…。やっとで着手になります。発売は2010年2月で、微細なモールドが全体に施されており、これまでのものとは一線を画した新機軸のキットでした。
2隻入りなので、これを使って、就役時(1942年6月)とエンガノ岬沖海戦で戦没した最終時(1944年10月)を2隻同時進行で作ってみたいと思います。
今回の制作方針です。
・竣工時と最終時の2隻を同時進行で制作する。
・切る、削る、接着する等、基本工作を丁寧に。
・キットのモールドをできるだけ生かす。
・プラ製のディティールアップパーツを使ってみる。
資料はここら辺を参考にします。
船体の工作(1)
さっそく始めます。まず船体の工作からです。
①錨見台、投鉛台は格納状態にするので、切り欠き部分は0.3mmプラ角棒で埋めます。
内火艇用のラジアルダビット部分も隙間ができるので同様にプラ角棒で埋めます。
同時に甲板パーツの出っ張りはフィットするように少しヤスリで削ります。
②固定用のM3ナットを仕込みます。艦尾側は高さの低いM3の四角板ナットを使います。
矢印部分が直線になっているので、ここを削ってアールを付けます。この部分の舷外電路も削って、アールに合うようにのばしランナーで復旧します。
最終時は舷窓をライオンロアのエッチング「0.6mm径丸ボルトヘッド」で埋めました。正確な閉止箇所はわかりませんので、「春月」「花月」の位置をを参考にしています。
甲板の工作です。上が竣工時、下が最終時です。
①ホースパイプをピンバイスで開口。
②縞鋼板・リノリウム範囲の見直し。
③不要なガイド穴をプラ材で閉止。
④艦尾爆雷投下台・石炭箱等モールドを切除。
今回はここまで。
艦隊戦の時代から航空戦の時代に急激に変わりつつある太平洋戦争において、艦隊直衛の防空艦として活躍した駆逐艦「秋月」を作ってみたいと思います。
キットはフジミの1/700です。気が付いたら買ってから3年も寝かせてました…。やっとで着手になります。発売は2010年2月で、微細なモールドが全体に施されており、これまでのものとは一線を画した新機軸のキットでした。
2隻入りなので、これを使って、就役時(1942年6月)とエンガノ岬沖海戦で戦没した最終時(1944年10月)を2隻同時進行で作ってみたいと思います。
今回の制作方針です。
・竣工時と最終時の2隻を同時進行で制作する。
・切る、削る、接着する等、基本工作を丁寧に。
・キットのモールドをできるだけ生かす。
・プラ製のディティールアップパーツを使ってみる。
資料はここら辺を参考にします。
船体の工作(1)
さっそく始めます。まず船体の工作からです。
①錨見台、投鉛台は格納状態にするので、切り欠き部分は0.3mmプラ角棒で埋めます。
内火艇用のラジアルダビット部分も隙間ができるので同様にプラ角棒で埋めます。
同時に甲板パーツの出っ張りはフィットするように少しヤスリで削ります。
②固定用のM3ナットを仕込みます。艦尾側は高さの低いM3の四角板ナットを使います。
矢印部分が直線になっているので、ここを削ってアールを付けます。この部分の舷外電路も削って、アールに合うようにのばしランナーで復旧します。
最終時は舷窓をライオンロアのエッチング「0.6mm径丸ボルトヘッド」で埋めました。正確な閉止箇所はわかりませんので、「春月」「花月」の位置をを参考にしています。
甲板の工作です。上が竣工時、下が最終時です。
①ホースパイプをピンバイスで開口。
②縞鋼板・リノリウム範囲の見直し。
③不要なガイド穴をプラ材で閉止。
④艦尾爆雷投下台・石炭箱等モールドを切除。
今回はここまで。
フジミ模型 1/700 特シリーズ No.32 秋月/照月 2隻セット竣工時 プラモデル 特32
- 出版社/メーカー: フジミ模型(FUJIMI)
- メディア: おもちゃ&ホビー
こんばんは。
フジミの「秋月」、私もキットを積んだままでした…。
制作記事、楽しみに拝見させていただきます。
ご存知かと思いますが、「秋月」は船体(キール)が折れて船首楼部分をそっくりすげ替えております。
もしかすると、最終時では舷外電路が就役時とは違うタイプ(電路カバー無し)だったのかも知れませんね。
これは私の勝手な解釈ですので、資料と違っていたらごめんなさいです。
by minekaze1920 (2013-03-22 21:14)
minekaze 1920さん、こんばんは。
>舷外電路
そうですね。舷外電路は船首楼補修時に引き直されたとVANも考えます。
ただ手持ちの資料から、カバーの有無や配線ルートの変更があったのかわからなかったので、今回は竣工時と同様として、作業を進めたいと考えています。
仮にカバー無しタイプだったとしても、VANの技量だと再現はちょっと難しいかもですね。きっとスルーしちゃうと思います。(笑
by VAN (2013-03-23 20:12)