最終回です。マストに高く旭日旗を揚げて完成です!

日本国 海上自衛隊 あきづき型護衛艦 DD-115 「あきづき」(2013)
JMSDF AKIZUKI class DD-115 AKIZUKI (2013)






各部詳細。






いろんな艦と2ショット。
むらさめ型DDと。


ひゅうが型DDHと。


45型駆逐艦と先週の再現。
「てるづき」ではなく「あきづき」ですが。


大きさの比較。


神風型と。
あきづき型って神風型駆逐艦になんとなく似てると思いませんか。単装砲、魚雷発射管…のかわりにVLS(アスロックも撃てる)、角張った艦橋、一本マスト、一段高い位置にレイアウトされたボートダビット、2本煙突…。後ろ半分はちょっと違いますけど、デザインがひと回りして先祖返りしたのかも。


キットについて
細かい部分の間違いはありますが、全体的には「あきづき」のフォルムを余すところなく再現していてすばらしいキットだと思います。特に上部構造物のはめ合いは完璧で、きっちりと隙間なく組み立てることができます。しかし逆にそれが仇となり、塗装してから組み立てようとすると塗膜の厚みではめ合いが渋くなることがあります。対策として、接合面はマスキング等をしてなるべく塗装がかからないようにすることを推奨します。
ヘリ格納庫パーツF3と後部煙突パーツB1の接合部は、両舷とももう少し複雑な面構成をしています。今回は見送りましたが、この部分をもう少しうまく処理するとより実物に近づくと思います。


反省点
手摺をやや内向きに倒して取付けたため、手摺の折り曲げ加工は少なく、大体の部分は一辺毎に切り出して取付けました。うまくいっている部分もあれば、いってない部分もあります。相変わらず仕上がりが汚い部分もあります。(特にマスト部分)
マストの床面部分でやや水平が出てない部分がありました。組み立て時に良く確認することが必要です。
ヘリ甲板の発着艦指揮所はラッカーのグリーンで塗りましたが、色が明るすぎておもちゃっぽくなってしまいました。もう少し暗い色調にした方が良かったかもしれません。
船体の合わせ目消しはまあまあ良くできたと思います。少し手間はかかりますが、やるのとやらないのとでは見栄えも変わってくると思います。
手摺のエッチングは「あきづき」1隻分でこれだけ使いました。失敗や半端で廃棄した分は消費分のうち3%くらいでした。色々と不満はありますが、あと1枚分あるのでとりあえずなくなるまではこれを使います。


なくなって困っていたモンキーラッタルは別の型番の同等品を入手しました。ただ、全体量が減ったうえ、絶対使いそうもない種類も含まれているのがちょっと不満です。



途中ブランクがありましたが、なんとかあきづき型護衛艦を形にすることができました。今回はウォーターラインにしましたが、艦尾に特徴的なスターンフラップを備えたフルハルモデルも今後作ってみたいです。12月に発売予定のアオシマの「あきづき」も気になります。

最後は初代「秋月」と。


護衛艦「あきづき」を作る!  ー 完 ー


ピットロード 1/700 海上自衛隊 護衛艦 DD-115 あきづき J52

  • 出版社/メーカー: ピットロード(PIT-ROAD)
  • メディア: おもちゃ&ホビー