映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督のことなんですが、恥ずかしながら存じあげなくて、プレイステーション2のシューティングゲーム「エースコンバット04」のストーリーパートの脚本を書いた人であることを今更ながらに知って驚いています。あれ大好きなんですよ。戦災孤児の視点から語られる物語は今回の「この世界の…」に根底で繋がるものがあると思います。


「てるづき」はいよいよ大詰めです。

マスト部分にちょっとだけ張り線を行いました。信号旗索はクリーム色の伸ばしランナー、空中線はメタルリギング0.06号を使っています。両舷ウィングデッキに探照灯、双眼望遠鏡、従羅針儀を設置しました。


マスト後方上部にクリアの伸ばしランナーで赤橙青の状況灯を付けました。


ヘリコプター甲板の転落防止ネットに黄白赤の標識灯を伸ばしランナーを塗装して付けました。
それぞれ、フックアップ灯(黄)、正横灯(白に見えるが本当は緑)、前方限界灯(赤)で発着艦するヘリに自機の位置を知らせるためのものだそうです。


アンテナを取り付けていきます。
アンテナロッドはエッチングと一部真鍮製のものが用意されていますが、統一感を出したいので、すべてエッチングにします。アオシマの純正エッチングには真鍮製のアンテナの代替パーツも含まれているようなので、それらしいものを引き当てて使います。



これはいい!と思ったのが、このN-AS-299空中線です。エッチングならではのパーツです。
ただし残念な部分もあって、艦橋下部に取り付けるには根元を切り取らないと使えません。




艦番号、艦尾艦名、喫水標のデカールを貼りました。喫水標は「あきづき」のあまりなどを流用しています。右舷の艦番号が一部損傷してしまい、ツヤ消し白の塗料でタッチアップしました。


あとは全体を見直して塗り残しがないかチェックして、エナメル塗料で全体をウォッシングします。


次回、最終回です。