マスト、アンテナ類を取り付けて完成しました。

1/700 アメリカ合衆国海軍 沿海域戦闘艦 LCS-2 U.S.S. インディペンデンス
1/700 U.S.NAVY Littoral Combat Ship LCS-2 U.S.S. INDEPENDENCE









アンテナ類は主にのばしランナーを使用しました。
船体の内側からアンテナを取り付けるための穴を開口するような指示になっていますが、
実際の位置よりずれているので、やらない方がいいと思います。
開口した部分はのばしランナーで埋めました。


大きさを比較してみます。画像上から、タイコンデロガ級巡洋艦、むらさめ型護衛艦、
インディペンデンス級LCSです。
インディペンデンスは単体で見ると小さく見えますが、
並べてみるとフリゲート並みの大きさであることがわかります。
艦橋窓枠が大きいので小さく見えるんだと思います。
イギリスの45型駆逐艦や、フランスのフォルバン級駆逐艦など
大きくて視界の広い艦橋窓が最近の流行のようです。


反省点です。
艦橋窓の下にジャッキステーを取り付けましたが、
かえってステルス艦としてのフォルムを失ってしまったように思います。
ひゅうがで試したときなかなか良い感じだったので、
今回もやってみたのですが蛇足でした。
全く付けないか、のばしランナー等でモールド追加程度に
抑えていた方が良かったように思います。

あと全体的に工作程度が粗くなってしまいました。
やはり心が千々に乱れていると良いものは作れないのかもしれません。


沿海域戦闘艦は、様々な任務に対応できる多目的艦ですが、
やはりその長所を生かすとなると、
高い電波ステルス性と40ノットの船足で敵哨戒網を突破、
沿岸部に接近または接岸し、SEALsやストライカー旅団等の
特殊部隊を上陸させて橋頭堡を構築する、
といったような戦術を念頭に置いているのではないかとVANは考えます。
これらは相手側の高いアクセス拒否能力を無力化するための一手段であり、
アメリカの考える「統合エアシーバトル構想」にも合致するものと思います。
新しい時代の新しい戦争のかたちに対応するために、
休むことなく次々と斬新なアイデアを注ぎ込むアメリカにはただ驚くばかりです。


インディペンデンス級沿海域戦闘艦をつくる! ー 完 ー