今回制作の長良は、九〇式2号水上偵察機を2機搭載しています。
しかし、静協の武器セットには九〇式2号水偵はついていません。
ピットロードから発売されている武器セットの中にありますが、
手近なところで入手できなかったので、
手元にある材料でセミスクラッチしようと思います。

静協の大型艦兵装セットから、胴体は九五式水偵(W21)、尾翼部分は九四式水偵(W11)、
主翼は九四式水偵(W9,W11)、フロートは零式水偵(W20)と九五式水偵(W19)
のパーツを使用しました。


1機分の主翼部ステーはエッチングのあまりを使用。
他の部分はのばしランナーを使用しました。


主翼は下面を削り厚さを半分にしました。
水平尾翼には切り込みを入れ、垂直尾翼は削ってそれらしく整形しています。


他と比較してみます。左が九四式水偵、右が九五式水偵、中央が九〇式水偵になります。


塗装とデカールを貼って完成。
機体はXF-16アルミシルバーとH-23シャインレッドを使用しました。
このカラーリングは結構好き。


主翼上面に所属艦名が書いてある可能性がありますが、
はっきり確認できないため何も書かないでおきます。


VANは大戦期の航空機に関してはまったくの素人なので、
写真を見ながら「こんな感じか〜?」で作った「なんちゃって九〇式水偵」です。
その道の人に見せたら殴られそうな出来ですが
最初は九五式水偵を乗せてごまかそうと思っていたので、
それに比べたらマシな程度です。

次回は最後の仕上げです。