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ピットロード 1/700 DDH-181ひゅうが キットレビュー [1/700DDH181ひゅうが]

ピットロードのヘリコプター護衛艦ひゅうがを入手しました。
そこで簡単にレビューしてみようと思います。(お!模型ブログみたいだ!)

事前に模型店に予約を入れてました。
5月20日に入荷の連絡があり、5月22日に入手しました。

パッケージ。
通常販売版(フルハル/ウォーターラインの選択式、エッチング付)です。
DSC03644.JPG

中身の詳細です。基本パーツ。
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エレベーター内部、その他艤装品。
細かいパーツが多いです。制作の際は、ピンセットの使用を推奨します。
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ヘリコプター、ディスプレイスタンド。
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デカール、エッチングパーツ、エッチング取付け説明書、正誤表。
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組み立て説明書、塗装説明書及び実物の詳細写真リーフレット2枚。
DSC03653.JPG

キット雑感です。
船体です。すでにテストショットが公開された時から一部では言われていましたが、
ウォーターライン部分の平面形状に違和感があります。
艦首から船体中央に向けてのカーブの開き方が急な感じがします。
また、中央部の直線部ももう少し短いような気がします。
正式図面を見たことがないので、なんとも言えませんが。
DSC03681.JPG

ウォーターラインのパーツなんですが、すごく厚いです。実寸約3mm。
合わせてみると、かなり腰高な印象を受けます。
DSC03655.JPG
DSC03688.JPG

飛行甲板。マーキングのモールドが、これでもかっ!ってくらい深いです。
ガイドモールドなんだからヘアライン並みでいいのに。
DSC03683.JPG

エッチング。飛行甲板のセーフティーネットです。真鍮製です。
DSC03686.JPG

アイランドです。一体成形でできていますが、かなりいい出来だと思います。
ルーバーも凹モールドになっており、これまでのピットロードのキットと比較しても
格段に進化しています。
DSC03658.JPG
DSC03659.JPG

実際はこんな感じです。ルーバーは外面とほぼツライチです。
VANは個人的には、デカールでもいいくらいだと思っています。
DSC01070.JPG

ヘリコプターです。
ピットロードのむらさめ型、たかなみ型護衛艦に付属していたSH-60は
モールドはそこそこ細かいのですが、横幅が広く、
全体的にオーバースケールな感じでした。
これに付属しているのは新規に作り直されています。
スライド金型というのでしょうか(詳しいことは知りませんが)
左右分割でなく、一体成形でできており、上下左右にモールドが施されています。
1/700のSH-60については、個人的なランキングですが、
今までは、ドラゴン≧田宮>ハセガワ>ピットロード>(越えられない壁)>アオシマ
でしたが、今回ので
ピットロード>ドラゴン≧田宮>ハセガワ>>(越えられない壁)>>アオシマ
になりました。
DSC03661.JPG

内部パーツ。前部後部のエレベーター内部のみの表現になっています。
内部を作った上で、上部のエレベーターのパーツを接着しなければ、
エレベーター上昇時と下降時の2パターンを再現できそうです。
DSC03666.JPG

左舷外縁部歩行帯周辺のパーツ。ブルワークはちょっと厚め。
DSC03703.JPG

マスト周辺のパーツ。
DSC03704.JPG

舷側モールド。ここもルーバーは凹表現になっています。
細かいモールドも再現されています。
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実物はこんな感じ。
DSC01125.JPG

艦首。
DSC03672.JPG
DSC01016.JPG

主要パーツを仮組みしてみます。
パーツ同士の合いは普通です。プラ素材は従来のピットロードのものほど柔らかくなく、
かといってハセガワみたいに固くもない。ちょうどいい感じだと思います。
DSC03694.JPG

先ほど、艦首廻りのカーブに違和感、と言ったのですが、
フルハルパーツと合わせてみると、それ程でもない感じです。不思議。
DSC03698.JPG
DSC03710.JPG

ウォーターラインで、斜め前方から俯瞰したときに「あれっ?」っと思う程度ですね。
うーん、これが正しいのかどうか、わからないところがもどかしい…。
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建造中の日向とひゅうがで比較。
22DDHは日向を超える全長になる予定です。
DSC03673.JPG

おおすみ型との比較。
DSC03717.JPG

重箱の隅をつつけばキリがありませんが、
全体的に見ればなかなか良いキットではないでしょうか。
艦船模型の精密度が全体的にレベルアップしている中で、
頑張っている感じがひしひしと伝わっています。
このキットだけでもかなり精密ですが、
さらに精密度を高めたい人向けのエッチングパーツの発売も期待したいです。
こうなると後発のアオシマひゅうがも気になるところです。

さて、箱にしまってしばらく熟成させます。航空戦艦日向完成後に着手します!


ピットロード 1/700 海上自衛隊護衛艦 DDH-181 ひゅうが いせ製作可

ピットロード 1/700 海上自衛隊護衛艦 DDH-181 ひゅうが いせ製作可

  • 出版社/メーカー: ピットロード(PIT-ROAD)
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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terry

どもっ。ひゅうが発売されましたね。観艦式で乗ってきましたが、甲板の広さを体感できました。日向と比較すると全幅ではひゅうがの方があるんですね。驚きです。
by terry (2010-05-25 21:42) 

NO NAME

 PITのひゅうが、作りやすさを主眼においた設計みたいですね。
残念なのは(おそらく精密志向になっているであろう)青島さんのキットより、
高価なことでしょうか?
by NO NAME (2010-05-26 00:23) 

VAN

terryさん、こんばんは。

おお!terryさんもひゅうがに乗られたことがあるのですね!
新鋭艦はやっぱり乗るとわくわくしますね。
2隻を並べて比較してみると、かつての戦艦、空母と
同規模の護衛艦を建造できるようになったんだなあ、と
感慨深いものがあります。


NO NAMEさん、はじめまして!こんばんは。

>PITのひゅうが、作りやすさを主眼においた設計みたいですね。
そうですね。まだ制作に入ってないので、
はっきりとは言えませんが、メーカーもいろいろ考えて
工夫しているのは感じます。今から着手が楽しみです!

>残念なのは(おそらく精密志向になっているであろう)青島さん
>のキットより、高価なことでしょうか?
たしかに、ピットロードとアオシマの
初回限定バージョン同士で比較すると、アオシマの方が安いですね。

ピットの方のウォーターライン版は初回のみで、
今後は生産する予定がないようですので、最終的には、
「ウォーターラインが作りたい人はアオシマ」
「フルハルモデルが作りたい人はピット」
といった住み分けになるんじゃないかと思っています。


by VAN (2010-05-26 22:18) 

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