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船体の工作(5) [1/700長良]

次はセルター甲板の工作です。
ベースとなっている名取とは平面形状が大きく異なるので、
ここは思い切って全部作り直すことにしました。
大きいスクラッチは初めてのことなので作る前はうまく行くか不安でしたが、
やってみたら案外簡単でした。悩む暇があったら手を動かしたほうがいいです。

写真を見ると甲板の厚みがだいぶ薄いようです。キットパーツは約0.5mm厚ですが、
0.3mm厚のプラ板から切り出すことにします。
甲板の平面形状は、艦スペNo.29長良の図面を1/700に縮小して型紙にしました。
型紙をセロテープで貼付けて、角や中間点をケガキ針でプロットします。
型紙をはがして切り出します。
いきなりプロット点をカットするのではなく、大まかに切り出し徐々に切り詰めて、
最後は棒ヤスリなどで調整するようにすると失敗が少ないと思います。
DSC06176.jpg

リノリウム押さえのモールドをのばしランナーで、
14cm単装砲の基部を0.3mmプラ板で作りました。
カタパルト基部は最後にキットパーツから切り出して使用します。
DSC06194.jpg

下部構造物を箱組みします。0.5mm厚プラ板を使用しました。
甲板の厚みが薄くなっている分、
構造物の高さはキットパーツよりもわずかに高くなってます。
キットと高さの擦り合わせをしっかりやっておくのが重要です。
水密扉の位置は写真を参考にしましたが、わからない部分は
阿武隈や球磨型等を参考にしました。
今回は2カ所ほど水密扉を開いてる表現に挑戦してみます。
ピンバイスで上下2カ所に穴をあけデザインナイフで穴をつなげるようにカット。
角もデザインナイフで大まかに整えました。
DSC06180.jpg
DSC06190.jpg

甲板と構造物を接着します。
DSC06211.jpg

本体と合わせてみます。ピッタリです。まだ接着はしません。
DSC06230.jpg

阿武隈同様、5番砲と6番砲の間に通路があります。
DSC06221.jpg

今回で船体の工作は終わりです。
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