近日中に再開します [雑記]
くぉ〜! あらぶるやせいのぽーず!
お久しぶりです。暑さ寒さも彼岸まで。関東はやっと涼しくなってきました。
ということで、近日中に制作を再開いたします。
お休みしている間に、本を2冊ほど読みました。もっと読めるかと思ったんだけど…。
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子著 朝日出版社刊
2,3年前に少し話題になった本なんですが、買ってそのまま「積ん読」状態に
なっていたものをやっと読むことができました。
まず特筆しなくてはならないのは、この本が中高生に向けて行われた
5日間の講義録であるということです。
ですので、生徒と対話しながら話が進んでいきます。
明治以降、日清、日露、第一次世界大戦、満州事変と日中戦争、そして太平洋戦争、
と5章にわたり、「なぜ戦争という選択肢を選んだのか」という部分に焦点を当てて
「ロジックとしての戦争」について学んでいきます。
いわゆるLIVEですから、若干読みにくくまとまってない部分もあります。
内容も少し物足りなく感じますが、中高生には十分だと思います。
若いうちに読んでもらいたい1冊です。というかVANが若いうちに読んでおきたかった。
『日米衝突の根源 1858-1908』 渡辺惣樹著 草思社刊
帯のコピーがセンセーショナルですが、陰謀論とかそういった類の本ではありません。
日本に黒船が来航し、日米修好通商条約が締結された1858年から、
幕末〜明治の内乱、日清戦争、日露戦争を経て、
1908年、白色艦隊(the Great White Fleet)が日本に来航するまでの間、
アメリカでなにが起きていたかを膨大な資料を元に書いた近代史本です。
本の後半からは第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトを中心に
話が展開していきます。
本は少し厚いですが、文体はとてもやさしく読みやすいです。
いままで漠然と捉えていた歴史上の出来事ですが、その細かい内幕も調べてあり
史実のディティールをよりはっきりとつかむ事ができました。
これを読むと、アメリカの行動原理のようなものが透けて見えてきます。
現代アメリカにおいても変わらない部分、
また変わっている部分も見えてきて興味深い1冊でした。
お久しぶりです。暑さ寒さも彼岸まで。関東はやっと涼しくなってきました。
ということで、近日中に制作を再開いたします。
お休みしている間に、本を2冊ほど読みました。もっと読めるかと思ったんだけど…。
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子著 朝日出版社刊
2,3年前に少し話題になった本なんですが、買ってそのまま「積ん読」状態に
なっていたものをやっと読むことができました。
まず特筆しなくてはならないのは、この本が中高生に向けて行われた
5日間の講義録であるということです。
ですので、生徒と対話しながら話が進んでいきます。
明治以降、日清、日露、第一次世界大戦、満州事変と日中戦争、そして太平洋戦争、
と5章にわたり、「なぜ戦争という選択肢を選んだのか」という部分に焦点を当てて
「ロジックとしての戦争」について学んでいきます。
いわゆるLIVEですから、若干読みにくくまとまってない部分もあります。
内容も少し物足りなく感じますが、中高生には十分だと思います。
若いうちに読んでもらいたい1冊です。というかVANが若いうちに読んでおきたかった。
『日米衝突の根源 1858-1908』 渡辺惣樹著 草思社刊
帯のコピーがセンセーショナルですが、陰謀論とかそういった類の本ではありません。
日本に黒船が来航し、日米修好通商条約が締結された1858年から、
幕末〜明治の内乱、日清戦争、日露戦争を経て、
1908年、白色艦隊(the Great White Fleet)が日本に来航するまでの間、
アメリカでなにが起きていたかを膨大な資料を元に書いた近代史本です。
本の後半からは第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトを中心に
話が展開していきます。
本は少し厚いですが、文体はとてもやさしく読みやすいです。
いままで漠然と捉えていた歴史上の出来事ですが、その細かい内幕も調べてあり
史実のディティールをよりはっきりとつかむ事ができました。
これを読むと、アメリカの行動原理のようなものが透けて見えてきます。
現代アメリカにおいても変わらない部分、
また変わっている部分も見えてきて興味深い1冊でした。
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