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上部構造物の工作(1) [1/2000比叡(未完)]

梅雨が明けてから暑い日が続きます。暑中お見舞い申し上げます。
ちょっと身の危険を感じるような暑さです。熱中症に十分注意してお過ごしください。


「比叡」の船体は分厚い塗膜に覆われていますが、よく見るとその下にはかなり繊細なモールドが隠れているようです。これをそのままにしておくのはちょっともったいないので、塗装はがして再塗装に挑戦してみます。
塗装の除去にはいくつかの方法があるのですが、今回は自動車の水抜き剤(イソプロピルアルコール)を使用した方法をやってみます。
DSCN9203.jpg
水抜き剤と船体が入るタッパーを用意します。水抜き剤はガソリン車用のイソプロピルアルコール99%以上のものを使用します。タッパーに船体を入れて、船体がかぶるくらい水抜き剤を注ぎます。後は放置すれば塗装がぽろぽろと剥がれ落ちるはず…。
7月19日の夜から浸け込みを始めました。船体上部と船底の2パーツを浸けましたが、船底パーツは塗膜が薄いためか、半日ほどで塗装が剥離しました。
船体上部の方は塗膜が厚いためかなかなか剥がれません。26日まで浸けて様子を見ましたが、一向に変化がないため、あきらめてタッパーから引き上げそのまま塗装しようと下準備を始めたところ、塗装表面に無数の細かいひび割れを発見しました。
この上から塗装しても剥離してしまう恐れがあるので、船体を再度タッパーに戻しもう少し様子を見ることにします。
お断りしておきますが、水抜き剤(イソプロピルアルコール)は高い揮発性と引火性がありますので、取り扱い時は良く換気をし、火気や熱源を遠ざけて使用してください。イソプロピルアルコールは医療では消毒等に使用され毒性は比較的低いですが、人によっては皮膚に炎症を起こすことがあります。取り扱い時はゴム手袋やトング等を用いて、できるだけ直接触れないように注意してください。 また、プラスチックの材質によっては、変形やひび割れを起こす可能性があります。大事なパーツの塗装剥がしを行う場合は、まず不要なパーツ等で試してから使用されることをお勧めします。


船体を水抜き剤に浸している間、他の部分を進めておきます。

毘式45口径36cm連装砲は、2番3番砲の8m砲塔測距儀カバーの下部分を削ります。
DSCN9206.jpg
DSCN9207.jpg

96式25mm連装機銃は0.3mmプラ角棒とのばしランナーを2本あり合わせたものでスクラッチしました。
DSCN9211.jpg

艦橋構造物は遮風板や測距儀、探照灯、連装機銃等を追加してディテールアップしました。
DSCN9214.jpg
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